ことば のこし

そのままで このままで

そばにいた こと

朝いつもの目玉焼きも

見慣れた景色も

無味無臭 ただひたすらに通り過ぎてった

 

君がくれた飴玉 舐められもしないよ

ポケットの中溶けきって 冷めきってた

 

季節は巡り巡って

そばにいたはずなのに

わかりきれては いなかった

 

とまりかけの時計 豆電球はつかない

まだ忘れられない 心の中身は消えやしないだろ

 

あの時は〜なんて 懐かし話には

まだまだ 慣らせやしないみたいだな