君のことは好きじゃない
あんまり仲良くなかったでしょ、私たち
明日にはきっとそんなことも、忘れてしまうよ
本当の感情なんて、どこかへ捨ててきた
私は、強いから
自分のことは自分で守れるよ
大丈夫、あと少しだし
あと一歩、
こぼしたかった本音は
唇が動かなかった
小さい幸せとか、不幸とか、
気にしない
考えてるだけ、損してる気がするから
誰に嫌われてるとか好かれてるとか、
考えてるだけ、疲れてくるから
私、物分かりのいい
人になってしまえ
ごめんね、あのね
その一言さえ言えていたら
あの時の景色はもう少し見えてたかな
あの時の恋人は恋人のままでいられたかな
そんなことを考えるのも、
もう飽きた。